宮古島巨魚伝説
ヤツはいた!
ダイバーのF氏が見たものはまぎれもない巨大魚ミーバイ、
伊良部町下地島の北に位置する海底約40m確かにやつはいた。
新年早々ベテランダイバーF氏は語ってくれた。
昨年,一昨年と不信の続く宮磯会のメンバーはあせっていた。
もう巨大魚はいないのでは?そう思いながらも、
巨魚に対する思いは深まるばかりであった。
見えない世界、海底の様子、
魚の状況を見たいとのメンバーの要望を快く引き受けてくれた
平良市内ダイビングショップのダイバーF氏は
ベテランのインストラクターだ。
早速昨年の暮れ通り池、一之瀬、その他のポイントを海底の状況、
写真などをとってきてもらった。
海底には10m〜20mぐらいの岩がごろごろしていて
まさにミーバイの住んでいそうな場所が点在している。
中でも驚きの事実は通り池付近にダイバーより全長のあるカスリハタや、
いつも釣っているポイントに赤ジンミーバイや
その他のミーバイが増えているとの事を聞かされた。
また一之瀬には、巨大ミーバイが数多くいるとの事実を聞かされ、
そのポイントを攻めたほうが良いのではとのアドバイスも受けたが
磯からのハエ根が5mから10m程有り困難なポイントであることをつげた。
それがゆえにこのポイントはミーバイが数多くいるのであろう。
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また、宮古島の北、八重干瀬の海底では岩と岩の間をぬけようとした
瞬間、正面の岩が動いた。巨大浪人鯵だ、
ゆうに2mをこえ畳1枚よりもはるかに大きかったと言う。
今まで見た事のない大きさだ。
ダイバーF氏は厳つい浪人鯵の目ににらまれ身震いがしたそうだ。
もちろん私と仲村渠も海の中を想像しながらワクワクしながら聞いていました
あ、そうだ、取って置きの話がある。
ダイバーF氏はさらに衝撃の話をしてくれた。
伊良部町下地島の北に位置するダイビングポイント
(通称トリプルスリー)
の近くにドーム型の穴があるそうだ。
その穴にF氏が近づくとまた巨大岩が動いた。
なんとそれはワゴン車(タウンエース級)を魚にしたようなまさに巨魚と彼は
庭に止めてある車を指差した。

うわさには聞いたことはあるがその巨大魚が目の前にいた。
その巨大魚はF氏を見るとゆっくりと沖の方へ移動をはじめた。
ボリネシアではダイバーを一のみしたミーバイ(タマカイ)がいると聞いたが
巨大魚はまさにF氏が近づこうものならいつでも食いつきそうな
雰囲気を漂わせて沖の方へと去っていった。
数年前、奄美の徳の島での1トンはあるだろうと称された巨大クエの話や、
和歌山南紀白浜の巨大クエの話、
そして今度のワゴン車のようなミーバイの話夢は広がるばかりだ。
翌日、メンバーやその他の人にこの話をすると「なにを、
夢みたいなことを言ってるんだ。
こんなでかい魚がいるわけがない」といった具合だ。
そういわれて我に返って考えてみれば、
そもそも巨大魚を狙うこと自体普通でないかもしれない。
でかい竿、でかい釣り針、でかいリール,でかい餌、
はたから見ればそれはまるで
《 狂魚釣り人 》なのかも知れない。
いずれにしても今回のダイバーF氏の海底情報は、
巨大魚を求める釣り人にとっては巨魚釣りに無限の世界を与えてくれた。
そしてその話は奄美や南紀白浜の巨大クエと同様、
いつの日か南国の巨魚伝説として釣り人に語り継がれる事でしょう。
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